同業界からファンケルに転職
N.Y.勤続4年(インタビュー当時)
経験者が感心する「ファンケル研究員の生の声」
同業他社の美容部員として勤務経験のある私がファンケルに入社したきっかけは、仕事とプライベートを無理なく両立させたかったからです。他社の美容部員時代も前職の美容外科の受付カウンセラー時代も、家庭と仕事の両立が難しく、スケジュールは常に余裕のない状態。自宅で業務関連の学習をすることもあり、忙しすぎる毎日でした。ファンケルのビューティーアドバイザー(美容部員)になった今は、キャリアを積んできた美容部員としても、2人の小学生の母親としても充実した生活を送れています。
ファンケル入社後にまず驚いたことは、福利厚生の「よいこ手当」です。子どもが18歳になるまで支給される手当なのですが、店舗勤務の美容部員でこのような制度があるのは珍しいです。また、美容業界にありがちな厳しい上下関係もありません。経験者の皆さんはよくご存じかと思いますが、美容業界はどことなく「質問しづらい」「先輩に声をかけづらい」ところが多いですよね。
ファンケル入社前は、業界的に当たり前だと思っていたそのような雰囲気ですが、ファンケルでは先輩やSV(スーパーバイザー)も優しい人ばかり。新人が分からないことも嫌がらずに何度でも教えてくださり、聞きにくいという状況になったことがありません。
あと美容部員の経験者としてお伝えしたいのは、ファンケルは「商品に関する知識の共有」がすごく深い。他社では細かな成分・開発工程・熱意について「研究員の生の声」を聞くことはなかったので、経験者でも大変興味深く思います。研究員による説明・実験内容の動画もあります。ビューティーアドバイザー(美容部員)が理解しやすいような動画なので、視聴後はすぐに接客に活かせます。例えば、一般的な無添加基準の中で「実は肌によくない成分」もありますが、ファンケルは本当に肌によいものかを調べています。「ここまで徹底的に研究しているんだ」と、美容部員経験者ながら感心することばかりです。
他社で「この肌はもうダメです、重症です」と言われた方に
私がファンケルに入社して1年ほど経ったときです。ニキビなどの症状をファンデーションで無理に隠していたお客さまがご来店されました。お話を伺うと、他社の美容部員に相談した際「この肌はもうダメです、重症ですよ」と言われたとのこと。お話をされている間、ずっとうつむいていらっしゃいました。美容部員からそんなことを言われて、本当にショックだったと思いますが、それでもそのお客さまがファンケルの美容部員を頼って店舗に足を運んでくださったことが嬉しく、じっくりとカウンセリングさせていただきました。
すごく落ち込んでらっしゃったので、他社の美容部員が「ダメ」と言うほどの重症でないこと、店内で肌数値を測り、数値的にもそこまで悪くはないことお伝えし、安心していただきました。その日は「商品の購入」をオススメするのではなく、スキンケアのサンプルを一通りお渡し。お客さまは「こんなに試してもよいのですか?」という雰囲気でした。
それから数日後、わざわざ私が出勤していることを確認されてからの再来店。スキンケアからスタートされ、徐々にファンデーションなどのメイク商品も楽しまれるようになったお姿は忘れることができません。
美容業界の経験者がファンケルに転職すると、よい意味での驚きがたくさんあります。働き方や扱う商品について、業界全体を広い視点で見ることができるようにもなりますし、今までのスキル・キャリアも充分に活かせます。
多くの経験があるがゆえに私が気を付けているのは、方法・順番・量をご説明した後に「効果を出すために必ず使い切って欲しい」とお伝えすること。これはファンケルのビューティーアドバイザー(美容部員)になってからも伝え続けています。接客スタイルはメーカーによって異なるので慣れていくことは必要ですが、ファンケルはセルフ購入もあるため、商品知識を端的にお伝えできるようになったことは新たに習得したスキルです。
ファンケルは本当にスタッフが優しく、美容業界でも特殊といっても過言ではありません。なんというか…「あったかい!」のです。経験者からするとある意味、美容業界ではないよう(笑)。個人ノルマがないため目標に向かってスタッフ一丸となって頑張れるファンケル。経験者が2度3度と輝けるあったかいカウンセリングカウンターで、皆さんと会えることを楽しみにしています。